古燐票〔Old Match Labels〕 |
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私(マッチラベルコレクター)達の造語で「燐票(りんぴょう)」。 私の造語で「古燐票(こりんぴょう)」。
燐寸と書いてマッチと読ませることが難しくなってきています。明治からのコレクターの間ではマッチラベルのことを燐票(りんぴょう)、マッチレッテル、マッチペーパーなどと呼んでいた。まして燐票なんていうのは聞いたことがないという人が多くて、これは実は私のようなマッチラベルコレクター達が趣味的な意味あいで、燐寸の「燐」とラベルの「票」を組み合わせた造語で「燐票(りんぴょう)」。このことから私の肩書きも「燐票家」(「燐票蒐集家」のほうがもっとぴったりですね)となっています。これも初めて聞いた方が多いと思いますが、又は「愛燐家」ともいいます。 |
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マッチラベルのデザイン
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| マッチラベルのデザインは、驚くほど多様な意匠がほどこされ不思議に思われるでしょう。それは、明治・大正期にマッチは最盛期でその生産量の8割が輸出されていたからなのです。 |
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| 輸出用のものは、華商によって仕向け先(主に中国インド、東南アジア、ヨーロッパ、オーストラリア等)の趣好に合ったデザインが指定され描かれました。そのデザインには、製作者たちの想像の飛躍や模倣、パスティーシュの要素が多く含まれており、英.漢文を多用した珍妙な洋風.中華風に仕上がっています。そのどれも画面のどこかにMADE IN JAPAN(稀にNIPPON)の文字が打たれているのはその為です。国内においても積極的に舶来文化を受け入れる”ハイカラ”と呼ばれる風潮もあったようです。 |
一体誰が描いていたのでしょうか |
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| 当時はイラストレータやデザイナーなどいなかった時代、それに代わる描き手としては、西洋崇拝気分のなか職に溢れた浮世絵師や絵馬師などが、その器用な腕を発揮したと考えられます。ただ多くの図案の中にいくつか質的落差が見受けられるのは他に燐寸会社内部で多少絵ごころのある素人が描いたことによるのかも知れません。3.8cm×5.8cmのアートスペースのなかに、消耗品として捨てられる運命を持っていながら、これだけ緻密な世界を描き続けた彼らには、不思議な畏敬の念を抱いてしまいます。 |
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クリエーターの立場として |
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| 以前は個人で楽しんで本づくりや展覧会をやってきてたのですが、やはりそれなりに発信し続けている中で徐々に興味をもってくれる企業、メーカー、出版社などからのアクセスもあり、デザイナーとして「こんな面白い文化も日本にはあった!」という視点から、いろんなパブリシティ・商品化・書籍編集・展覧会・・・と起ち上げています。現在、デザインの仕事に本づくりにマッチ活性化事業、そしてコレクターとして各地のギャラリーにて”古燐票博覧会”を主催しています。 |
企業と組んでの商品化実現 |
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| 他企業と組んでの商品化として、「燐票文具雑貨」の名でノートからトートバッグまで111種類のマッチ柄デザインをハンズなどの店舗で販売してます。車専用のマッチ柄クッションもオートバックスなどの店でアクセサリーとして出てます。ペンギンライターからマッチ柄オイルライターも作りました。日本マッチラテラルと組んで「オンリーワンマッチ」も作りました。今もいろいろと進行中です。 |
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「マッチ」は、地球環境に優しいエコロジーな道具 |
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マッチは土に還りますが、百円ライターは年間億単位の燃えない危険なゴミとして大問題になりつつあります。
しかし「マッチ」は、小箱は古紙で作られていますし、軸木は白楊樹系にアスペンという木で、そのまま放っておくと枯れてしまい雑木になってしまうので伐採したほうがいいという軸木をつかっています。また薬品についても子供が舐めても今は無害、工場廃水も無害ということで昔と違い危険な薬品は排除されたなかでマッチは作られています。「マッチ」は、地球環境に優しいエコロジーな道具なのです。 |